どうやって選んだらいいの?
目立った違いは、前向き抱っこができるか否かです。
エルゴベビーには、以前「オリジナル」、「オーガニック」、「ヴェントス」、「360」などのラインナップがありましたが、現在はすべて廃番になっています。
この記事では、エルゴアダプトを愛用している1児の母が、エルゴベビーの選び方を解説します。
でも、調べている間にオムニ360がほしくなってしまったのは内緒…(笑)
新情報
2020年4月、新生児期の使用に特化した「EMBRACE(エンブレース)」の販売が開始されました!
短時間の使用を目的とした、1歳頃まで使えるサブ抱っこ紐です。
さすがエルゴ、おんぶはできないものの、前向き抱っこが可能です。
ベビーカー移動がメインの方には最適かもしれませんね。
エンブレースについては、こちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
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新生児用抱っこ紐おすすめ3選!2020年最新版
本記事はメイン抱っこ紐の選び方がテーマのため、エンブレースはご紹介しておりません。
ものすごく気になります…!
こんな方におすすめ
- エルゴベビーの選び方がよくわからない
- エルゴベビーの種類がよくわからない
- エルゴアダプトとオムニ360の違いが知りたい
\アウトレット品が超お得!/
すぐ読める目次
エルゴベビーの選び方【アダプト・オムニ360の違いを解説!】
エルゴベビーの選び方について解説していきます。
エルゴアダプトとオムニ360の違い
2020年現在、公式に販売されているエルゴベビーのメインで使える抱っこ紐は、スタンダードモデルの「アダプト」、上位モデルの「オムニ360」の2種類のみです。
短時間の使用に特化した「エンブレース」が2020年4月に発売されましたが、こちらは1歳頃までの使用を想定としたサブ抱っこ紐に近いタイプです。
エンブレースの詳細はこちらの記事をご覧ください。
「アダプト」と「オムニ360」の大きな機能・特典の違いは4つあります。
アダプトになくてオムニ360にある機能・特典
- 前向き抱っこができる
- 対面抱きが20㎏までできる(アダプトは12.2㎏まで)
- 立体的な構造で赤ちゃんが深く座れる
- ウエストベルトにつけられるポーチがついてくる
アダプト | オムニ360 | |
生地の種類 | コットン メッシュ(クールエア) |
コットン メッシュ(クールエア) |
抱っこの種類 (使用期間) |
対面抱き(0ヶ月3.2㎏~12.2㎏) 腰抱き (6ヶ月~12.2㎏) おんぶ (6ヶ月~20㎏) |
対面抱き (0ヶ月3.2㎏~20㎏) 腰抱き (6ヶ月7.8kg~20㎏) おんぶ (6ヶ月7.8kg~20㎏) 前向き抱き(5ヶ月6.4㎏~13㎏) |
シート | エルゴノミックシート | 3D エルゴノミックシート |
フロントストラップ | あり | なし |
付属品 | ベビーウエストベルト | ベビーウエストベルト ポーチ |
定価(税込) | コットン:25,300円 メッシュ:27,500円 |
コットン:28,600円 メッシュ:31,900円 |
オムニ360は前向き抱っこが可能
冒頭からお伝えしている通り、上位モデルのオムニ360のみ前向き抱っこが可能です。
前向き抱っこは、首がすわると使えるようになります。
前向き抱っこでは、ママやパパと同じ景色を見せてあげることができます。
安心感がある対面抱きとは異なり、開放感があるためか、ご機嫌になってくれる赤ちゃんも多いです。
使い分けが肝心ですね…。
オムニ360は対面抱き・腰抱きが20㎏まで使える
実は、最も使用頻度が高い対面抱きは、アダプトは12.2㎏まで、オムニ360は20㎏まで使える仕様となっています。
4歳頃まで使用できるとされていますが、実際に4歳まで抱っこ紐を使用することはあまりないかもしれません。
10㎏を超えた辺りから、長時間の抱っこはどうしても肩腰にダメージが出てきます。
子どもも拘束を嫌がるようになり、ベビーカーやバギー、徒歩での移動が増えてくるお年頃です。
使用期間を考慮すると、12.2㎏まででもあまり問題ないかもしれません。
最近はベビーカーかヒップシート、近場なら徒歩でお散歩することが増えました。
ただ、赤ちゃんの発達には個人差もありますし、体格差もあるので難しいところです。
体が大きくてもあんよがゆっくりな場合、抱っこ移動の期間も必然的に長くなっていきます。
余裕を持っておきたい方には、オムニ360の方がいいかもしれませんね。
オムニ360は赤ちゃんを座らせる部分が3D構造になっている
オムニ360の座面は超立体設計に、かつ、赤ちゃんの動きを妨げないフレキシブルな3D エルゴノミックシートにグレードアップしています。
アダプト
オムニ360
比較してみると、オムニ360は赤ちゃんの体を包み込むような形になっていますね。
3D構造になったことで、赤ちゃんはより自然な姿勢で座ることができ、足も一段と自由に動かせるようになりました。
こう見ると、アダプトは少しのっぺりして見えてしまいますね。
オムニ360はアダプトに比べて調整箇所が1つ少ない
エルゴは、赤ちゃんの成長に合わせてシートの位置を調整して使用します。
この調整箇所が、オムニ360はアダプトに比べて1つ少ないんです。
アダプトは、フロントストラップで赤ちゃんの成長に合わせて足の開きを調節します。
オムニ360にはフロントストラップがないため、必然的に調整は必要ありません。
アダプトは、このストラップでサイドの生地を中心に寄せたり、伸ばしたりして赤ちゃんにフィットするように調整できます。
フロントストラップだけでこれだけ変えられるのもなかなか凄い…。
オムニ360は3枚の生地が重なるような構造になっているため、シート部分の調整のみで完結します。
とはいえ、調整時のみのちょっとした手間なので、特に目立った利点ではないかもしれません。
オムニ360にはポーチが付属する
オムニ360には、ウエストベルトに着けられるポーチがついてきますが、おまけ程度と考えた方がよさそうです。
この付属ポーチは、ベビーウエストベルトとの併用ができません。
ベビーウエストベルトは24ヶ月(12.2㎏)までの使用が推奨されているため、抱っこ紐をメインで使用する時期には使えないんです。
せっかくの機能ですが、普通のポーチとして使用することになりそうですね。
正面のシートにつけられるポーチならよかったのに…惜しい!
エルゴベビーの種類の選び方
エルゴベビーの種類を選ぶときに判断するポイントは、大きく3つです。
どちらのタイプにするかの判断基準
- 前向き抱っこがしたいか
- 抱っこ紐を長く使いたいか
- 選んだタイプは、価格差と機能が見合っているか
ややこしかったエルゴベビーも、とっても選びやすくなりました。
エルゴアダプトがおすすめな方
色々と機能の違いをご説明しましたが、アダプトは筆者も愛用しています。
アダプトがおすすめな方
- 赤ちゃんも自分も快適に過ごしたいけれど、出費はおさえたい
- 前向き抱っこはできなくてもいい
- 腰がすわったらベビーカーに切り替える予定
\抱っこ紐メイン生活想定のあなたに/
エルゴアダプトクールエアの口コミ!新生児から使えるメイン抱っこ紐
エルゴオムニ360がおすすめな方
エルゴ最上位モデルというだけはあって、もはやゴツい以外の欠点が見当たらないオムニ360…。
20㎏までメインの対面抱きができるようになったので、肩腰に自信がある方は長期利用が可能かもしれません。
オムニ360がおすすめな人
- これさえあれば完璧!な抱っこ紐がほしい
- 前向き抱っこ機能がほしい
- ベビーカーを使わず、抱っこ紐のみで乗り切れるなら乗り切りたい
生地は断然メッシュ!クールエアがおすすめ
エルゴアダプト、オムニ360にはそれぞれコットン、メッシュの2種類の生地があります。
コットンの方がメッシュより安価ですが、日々の使用を考えるとメッシュタイプがおすすめです。
コットンタイプのメリット
- コットン100%で赤ちゃんのお肌に優しい
メッシュタイプのメリット
- 通気性がよく、熱がこもらない
- 暑い日も快適に使える
- 洗濯後の乾きが早い
赤ちゃんは年中湯たんぽのように暖かいので、通気性の良いメッシュは熱がこもらなくて快適です。
エルゴではないのですが、コットンタイプの抱っこ紐は夏場は暑かったです…。
冬場は抱っこ紐ケープを使用すれば、メッシュ生地でも暖かく保てますよ。
\メッシュ地の抱っこ紐集めました/
抱っこ紐メッシュ素材おすすめ7選!デメリットも解説
エルゴベビーの基本機能
そもそもエルゴベビーってどんな抱っこ紐?という方のために、エルゴの基本的な機能をご紹介します。
エルゴベビーであればどの抱っこ紐も持っている、土台部分の機能です。
赤ちゃんの自然な姿勢をサポート
エルゴベビーは新生児から幼児期まで、赤ちゃんの成長に合わせて形を変える抱っこ紐です。
月齢に合わせて、シートの位置を調整して使用します。
ネックサポートの位置を調整することで、首すわり前の赤ちゃんの頭もしっかり支えることができるんです。
6週まではネックサポートを内側に折り込み、7週以降は外側に折り返し、または立てて使用します。
これは起きちゃってますが…
また、赤ちゃんが座る部分である座面は、赤ちゃんの股関節に負担をかけず、快適な姿勢がとれるように設計されています。
エルゴベビーのシートは、赤ちゃんの太ももから膝裏までしっかりと支え、膝がおしりよりも高い位置にくるように作られています。
赤ちゃんが安心できる、C字型の姿勢を保ったままおすわりできるシートです。
安全性の高さ
日本正規品のみ、赤ちゃんの落下を防止するベビーウエストベルトが付属しています。
抱っこ紐から赤ちゃんが落下する事故や、バックル外しなどの悪質ないたずら対策としても有効です。
ママ・パパが快適に使える
エルゴベビーは抱っこするママ・パパの体にも優しく、とても楽に抱っこができます。
ストラップとウエストベルトはパッド入りのしっかりとした作りで、肩、背中、腰の負荷を分散してくれます。
バックルやベルトが多いため、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば装着も簡単です。
エルゴベビーの使用感については詳細にレビューを書いていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
\この快適さを体感してほしい/
エルゴアダプトクールエアの口コミ!新生児から使えるメイン抱っこ紐
エルゴベビー使用者の口コミ
エルゴを使用されている方の口コミをご紹介します。
商品自体の口コミではありませんが、個人的に全力で支持したい口コミはこちら。
ピックアップ!
先輩ママの助言で、産まれてから買うの大変だし、使い方が難しいから産まれる前に買っておいて練習したほうがいいよ~と聞いていたので臨月に購入。
さっそく付けてみたり説明書も読んでみたけど、すぐに慣れそうです。
出産前に買っておいてよかった!
出産後は説明書を読む時間も惜しいくらい、睡眠時間が削られます。
必ず使うものは、可能な限り産前にそろえて説明書を読み込んでおくと安心です。
装着も慣れると簡単なので、もっと早く購入しておけば!と思いました。
\必要最低限の出産準備リスト/
出産準備は最低限これがあればOK!本当に使うものリスト
エルゴアダプトの口コミ
エルゴアダプトの口コミ
生後2ヶ月から使用しましたがそれまで毎日寝てる時間を抜かし、授乳中、抱っこ以外はずっと泣いていた我が子ですが、エルゴベビーで抱っこし5分もかからずぐっすりと寝てくれました。
それまで泣いて可哀想だとずっと抱っこで1日過ごし全然できなかった家事も楽々できそうです!
出典:楽天
肩腰のサポートがしっかりしており、11kgある子供でも30分なら体が痛くなりませんでした(°_°)
お安いADAPTもありましたが、これまでの経験上、夏場のムレを考えてメッシュのものにしました。
出典:楽天
4年前に購入したベビー◯ョルンONEに比べると、本体自体が軽い!
開封時に感動してしまいました。
5300gの1ヶ月のあかちゃんを抱っこすると、◯ョルンでは既に肩ズッシリで幸先不安しかなかったのに、
アダプトは、同じこども?!と思うくらい体感が違く楽です。
出典:楽天
エルゴオムニ360の口コミ
エルゴオムニ360の口コミ
買ってよかったです!
1ヶ月半5kg超え手足バタバタして反り返る子なのですがしっかりホールドして抱っこ出来るので肩、腕、手首が楽で楽で…( ; ; )
手首が限界、両手塞がれて抱っこ中何も出来ないストレスで爆発寸前だったので翌日配送は嬉しすぎました!
出典:楽天
初めての抱っこひもは評価の良いエルゴにしました。
肩や腰への負担が軽くなり、すごくつけ心地がいいです。
出典:楽天
2歳の体重12キロの娘を試しに抱っこと前向き抱っこしてみましたが、ご機嫌でした!
通常のエルゴよりはかさばりますが8月出産に向けて新生児からインサートなしで使えるのが魅力で購入しました。
買って良かったです。
出典:楽天
エルゴアダプト・オムニ360の悪い口コミ
アダプト・オムニ360の悪い口コミは、「装着が大変」という意見がほとんどでした。
悪い口コミ
新生児からとのことですが、体重3.2キロ以上からとのことで生後2週間の息子はしばらく無理そうでした。
そのへんも記載あれば分かりやすいかと思いました。
3.2㎏ってお腹の中でかなり立派に育ってないと難しいですよね…。
生後一ヶ月より試しに使用し始めました。
付け方が複雑過ぎて大変で、正しく付けられているか不安です。
確かに最初は難しいので、事前に読み込んで理解しておくのがおすすめ。
エルゴベビーのカラー展開
最近の新色の傾向を見ていると、メッシュ生地の登場率が高くなっています。
オムニ360はメッシュ生地の「クールエア」のみ展開されている状態で、コットンタイプは一部の代理店のみでの取り扱いとなっています。
オムニ360に関しては、今後コットンタイプの取り扱いは縮小していく可能性が高いです。
筆者も、ベビー用品は何でもメッシュ推しです(笑)
アダプト(コットン)
定価:税込25,300円
アウトレット情報
2020年4月現在、一部販売終了品がアウトレット品として【税込11,000円】で販売されています。
アダプトクールエア(メッシュ)
定価:税込27,500円
SALE! 税込19,250円 |
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赤ちゃん本舗限定モデル |
ベビーザらス限定モデル |
オムニ360(コットン)
定価:税込28,600円
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アウトレット情報
2020年4月現在、ダッドウェイオンラインショップでアウトレット品として【税込16,500円】で販売中です。
在庫限りと思われますので、お早めに!
オムニ360のコットンタイプは、現在一部のショップのみでの販売となっています。
エルゴベビー公式HPでは販売終了品として取り扱われているため、今後はクールエアのみになる可能性が高いですね。
ショップによって価格差はありますが、確認したところ、オムニ360のコットンタイプを2万円以下で販売しているショップは正規代理店ではありません。
偽造品、もしくは平行輸入品の可能性が高いため、必ず正規代理店からご購入ください。
海外仕様の製品(並行輸入品)の可能性が高いです。
並行輸入品の場合、ベビーウエストベルトが付属していない可能性が高いのでご注意ください。
オムニ360クールエア(メッシュ)
定価:税込31,900円
赤ちゃん本舗限定モデル |
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ベビーザらス限定モデル |
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エルゴベビー取扱いショップ
エルゴベビー製品は精巧な偽造品が多く出回っているため、必ず正規品を取り扱っているショップからご購入ください。
正規品取扱いショップ
- ダッドウェイオンラインショップ
- 楽天ショップ(正規品取扱い店のみ)
- Amazonエルゴベビーストア
- 赤ちゃん本舗
- ベビーザらス
特にお得にゲットできるのは、日本唯一の総正規代理店である、ダッドウェイオンラインショップです。
ポイント還元やクーポン割引が豊富なので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
ネット購入時は、エルゴベビー公式HPに掲載されている、日本正規取扱店舗から、正規品を取り扱っているショップであることをご確認ください。
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まとめ:用途と予算に応じて選ぼう
機能差も色々とご説明しましたが、エルゴアダプトクールエアを愛用している筆者は、特に不満はありません。
どのタイプを選んだとしても、あなたの力強い相棒となってくれるはずです。
オムニ360のポイント
- 前向き抱っこが可能
- 対面抱き・腰抱きが20㎏まで使える
- 赤ちゃんを座らせる部分が3D構造になっている
- アダプトに比べて調整箇所が1つ少ない
- ポーチが付属する
オムニ360にしかない機能やオプションに魅力を感じ、かつ価格差に納得がいくならオムニ360、そこまではいらないわ…という方にはアダプトが最適です。
お値段は張りますが、この記事を書いていたら前向き抱っこがしたくなりました(笑)
アダプトもオムニ360も、機能性は非常に高いので、納得できる方を選んでくださいね。
少しでも、あなたの疑問解決に貢献できていたら幸いです。
\安心・お得なエルゴの総正規代理店/