もっと小さな赤ちゃんにフィットして、楽に使える抱っこ紐はないの?
新生児~12ヶ月頃までの使用に特化した抱っこ紐なら、作りもシンプルでラクチンですよ!
新生児から使える抱っこ紐を2本、その他2本の計4本の抱っこ紐を持つ筆者が、新生児用抱っこ紐の魅力をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 新生児を安心して抱っこできる抱っこ紐が知りたい
- 着脱が簡単でシンプルに使える抱っこ紐がほしい
- 室内でもさっと使えて寝かしつけにも便利な抱っこ紐がほしい
- 退院時から使える抱っこ紐がほしい
2,500g以下で生まれた赤ちゃんには、こちらの記事がおすすめです。
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2,500g以下の小さめ赤ちゃんのための抱っこ紐5選
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\エルゴ新作!新生児用抱っこ紐/
すぐ読める目次
新生児用抱っこ紐おすすめ3選
新生児用抱っこ紐比較表
*スクロールできます
エルゴベビー エンブレース |
ベビービョルン MINI |
キューズベリー ZERO |
|
---|---|---|---|
抱っこ | 対面 前向き |
対面 前向き |
対面 |
使用期間 | 新生児(3.2㎏)~11.3㎏ | 新生児(3.2㎏)~11㎏ | 新生児(3.2㎏)~11㎏ |
重さ | 500g | 500g | 不明 |
腰ベルト | ○ | × | ○ |
洗濯機使用 | ○ | ○ | 不明 |
税込価格 | 14,300円 | 8,200-12,100円 | 9,900円 |
1つずつご紹介していきます!
エルゴベビー エンブレース
抱っこ紐人気No.1を誇るエルゴベビーから、新生児期に特化した抱っこ紐「エンブレース」が2020年4月に発売となりました。
エルゴベビーといえば「体は楽だけどゴツイ抱っこ紐」ですが、エンブレースはとってもシンプルでスタイリッシュ!
赤ちゃんをやわらかく包み込んでいるのが、写真からも伝わってきますね。
メリット
- 赤ちゃんが生まれたその日から使える
- 赤ちゃんの成長に合わせてサイズが調整できる
- 装着者の体に合わせた調節が簡単
- 前向き抱っこができる
- コンパクトにたためる
多くの抱っこ紐は、新生児から使える!というものでも、生後10日間頃から~という注意書きがありますが、エンブレースは生まれたその日から使うことができます。
また、エルゴベビーの共通点は「赤ちゃんの成長に合わせて抱っこ紐自体のサイズを調整できること」です。
新生児用とはいえ、エンブレースも例外ではありません。
生後2ヶ月頃まではウエストベルトを2回折り曲げて装着し、以降は折り曲げずに装着することで、抱っこ紐自体のサイズを調整できます。
さらに、赤ちゃんの体に合わせて、股関節にあたる部分は生地を寄せて調整することが可能です。
でも、どこか懐かしさを感じませんか?
制服のスカート折ってるような(笑)
対面抱きのときは必要に応じて肩ベルトを広げ、前向き抱きのときは広げずに使うなど、抱き方によっても最適な形にすることができます。
出典:ダッドウェイ
多くの抱っこ紐は、マジックテープやスナップボタンなどで調整しますが、エンブレースはシンプルに本体の形を変化させる、珍しい構造です。
調節機能が本体だけで完結しているからこそ、非常にすっきりとしているんですね。
使用者に合わせたサイズ調整も、バックルをはめてベルトを引っ張るだけの簡単設計です。
先にお伝えしましたが、首がすわったら前向き抱っこもできるようになります。
コンパクトにたためて、持ち運びにも便利です。
デメリット
- 価格が少し高め
エンブレースは、この記事でご紹介している抱っこ紐の中でも、少しお高めの値段設定です。
ですが、あのエルゴベビーが開発した抱っこ紐ですので、アダプトやオムニ360のように、価格に見合った価値があることは間違いありません。
オンラインショップには着用動画などもアップされていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
ベビーカーと併用したい方や、コンパクトなファースト抱っこ紐をお求めのあなたにぴったりの抱っこ紐です。
\シンプル・スタイリッシュな抱っこ紐/
ベビービョルン MINI
エルゴベビーに次ぐ人気を誇る抱っこ紐メーカーであるベビービョルンのMINIは、2018年に発売されました。
この中では最も実績がある抱っこ紐です。
特にバウンサーは新生児から使えてとっても重宝するので、ぜひ愛用レビューもご覧ください!
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ベビービョルンのバウンサーの口コミ。寝かしつけから便秘解消まで!
メリット
- 赤ちゃんの成長に合わせてサイズが調整できる
- 前向き抱っこができる
- コットン、ジャージー、メッシュの3種類の生地から選べる
- 着脱が簡単
- 安全対策が手厚い
MINIも、赤ちゃんの体の大きさに合わせて抱っこ紐のサイズ調整が可能です。
MINIもエンブレース同様、首すわり後には前向き抱っこも楽しめます。
生地の種類も充実していて、肌触りのいいコットンやジャージー、通気性のいいメッシュから選ぶことができます。
赤ちゃんは汗っかきなので、通気性は大事です。
MINIは、使用者の体に着けるベルトと、赤ちゃんを包むシート部分が分離する構造です。
寝かしつけに便利ですね!
ベルトをクロスさせて頭からかぶり、シートをガション!と合体する仕様。
ヘッドサポート用と赤ちゃんの脇の下で計4ヶ所のバックルを留めるため、赤ちゃんが横から滑り落ちてしまう心配もありません。
さらに、赤ちゃんが小さい間は、脚の上でボタンを留めて使用するので安心です。
着脱が簡単!と聞いて、私も一時期真剣に検討しました。
抱っこ紐はビョルンMINI→エルゴって決めてる!バギーは生まれてからかな。
— わを@14w (@psds3ds) April 14, 2020
デメリット
- 腰ベルトがないため、肩や腰に負担がかかる
息子が、生後7カ月を目前にすでに約9kgあるので、久々に抱っこ紐で出かけて長めに歩いただけでヘトヘト。
— 海老🍤@1y1m♂ (@babycalledtigre) October 18, 2019
ベビービョルンの1歳まで使える抱っこ紐もすでにキツキツだし、腰のバックルが無いこともあり、腰への負荷が耐えられないレベル目前にきた。
これ、保育園の送迎で腰が死亡するやつや。
赤ちゃんが軽い間は問題ありませんが、成長とともに体への負荷が上がっていきます。
腰ベルトがない分着脱が楽な点はメリットですが、早めに使えなくなってしまう可能性も念頭に置いておきましょう。
5:ベビービョルンMINI
— 杏🍭5mBOY (@anbabys2) April 10, 2020
完全に見た目で買ったけど、最高!
とにかく着脱が簡単!コンパクト!
私にはとても合ってました。
コート羽織っても響かないよ!
かさばるエルゴ系は嫌、なんか不安でコニー系は嫌って人にはいいと思う。
ただ…肩と腰は痛くなるので注意です。出かける時は旦那に頼んでる…笑 pic.twitter.com/7bUcVsrN1a
安全対策がしっかりしていて、寝かしつけにも使えるものがいい!というあなたにおすすめの抱っこ紐です。
キューズベリー ZERO
キューズベリーは日本人の体型に合う抱っこ紐が好評な、日本の抱っこ紐メーカーです。
多機能抱っこ紐、クロス抱っこ紐に続き、2020年3月に新生児特化型の抱っこ紐ZEROが発売となりました。
メリット
- 赤ちゃんの成長に合わせてサイズが調整できる
- 内側がメッシュ加工されていて赤ちゃんが快適
- 着脱が簡単
ZEROもエンブレース、MINI同様に赤ちゃんの成長に合わせて抱っこ紐のサイズが調整できます。
さらに、赤ちゃんに触れる内側部分はメッシュ加工されていて、赤ちゃんも快適です。
着用方法はベビービョルンMINIと似ていますが、ZEROはシート一体型なのでシートの合体はなく、代わりに腰ベルトを装着します。
前面のバックルを外せばシートが開くので、眠った赤ちゃんを降ろすのも簡単です。
首すわり前のふにゃふにゃな赤ちゃんの首も、分厚いクッションでしっかりサポートしてくれます。
「しっかりサポート」の文言にここまで納得したことはないかも(笑)
デメリット
- 抱っこは対面抱きのみ
- コンパクトにたためない
エンブレースやMINIとは違い、ZEROに前向き抱っこの機能はありません。
赤ちゃんが小さい間は対面抱きしか使いませんので、新生児用抱っこ紐としては必要十分な機能性です。
また、折りたためないのは少しネックですが、新生児期に特化した構造を考えると、仕方がないかもしれません。
口コミ
早速、泣いていた娘に抱っこひもを使用したところ泣き止みました。肩の負担もなく腕の筋肉痛からも解放されそうです。
普通の抱っこひもよりは少し軽量ですが、赤ちゃんを守るためしっかり作られているので、コンパクトには畳めないそうです。
ベビー〇ョルンと悩んだ末、腰ベルトがあるコチラにしました。
もともと痩せ型のため、上の子の時は体にあった抱っこ紐が見つけられず、クロス抱っこ紐を使っていたため、肩紐がクロスになっている抱っこ紐が必須でした。
使ってみると、3度程の練習で慣れましたし、作りがしっかりしているので新生児(1ヶ月弱)を抱いて歩いていても心配になりません。
腰ベルトと肩紐が繋がっているのも被りやすくて良いです。
赤ちゃんをしっかりホールドしてくれて、着脱が楽な抱っこ紐をお探しのあなたにおすすめの抱っこ紐です。
\赤ちゃんの体をしっかりサポート/
新生児用抱っこ紐を選ぶポイント
この記事では、この3つのポイントに当てはまる抱っこ紐を選び、ご紹介しました。
新生児用抱っこ紐選びのポイント
- 新生児を安全に抱っこできる構造か
- 着脱が簡単にできるか
- 短期間の使用に十分な機能か
ちなみに、横抱き抱っこ紐はないの?というあなたには、こちらの記事でいくつかご紹介していますので、ぜひご覧ください。
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抱っこ紐メッシュ素材おすすめ7選!デメリットも解説
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息子は縦抱き抱っこマンだったので、新生児期から縦抱きです。
新生児を安全に抱っこできる構造であること
生後間もない赤ちゃんを縦抱きにする場合は、首のサポートがしっかりしていなければなりません。
股関節が開きすぎていても、逆に開かなくても、赤ちゃんの体に負担がかかります。
この記事でご紹介した抱っこ紐にはサイズ調節機能があるので、赤ちゃんの体のサイズに合わせた調整が可能です。
首のサポートが頼りなかったり、股関節に負担がかかるような抱っこ紐は、赤ちゃんの成長の妨げになる恐れがあります。
大切な赤ちゃんを抱っこするものなので、安易に安価な商品を購入せず、安全性の高さにも注目してくださいね。
新生児期特化型の抱っこ紐が増えてきたのは嬉しいですね!
着脱が簡単にできる
着脱が簡単にできることは、抱っこ紐を選ぶときにとても重要な項目です。
装着の手順が複雑だと手間取るだけでなく、赤ちゃんを安全に抱っこできない可能性すらあります。
着脱が面倒だと使う気も起りませんし…。
特に首すわり前の赤ちゃんを抱っこ紐に入れるのは大変ですし、せっかく抱っこ紐を使って寝かせても、さっと降ろせなければ意味がありません。
さらに、生後2ヶ月頃からは、怒涛の予防接種ラッシュが始まります。
病院によってはスペースがあるかもしれませんが、筆者が通った小児科は、診察室の丸椅子と待合の小さな椅子で抱き降ろしをする形でした。
限られたスペースでも赤ちゃんの抱き降ろしが簡単にできるか、という目線でも見てみるといいかもしれません。
特に新生児期特化型の抱っこ紐は、室内で使用する機会が多いことでしょう。
シンプルで着脱が簡単な抱っこ紐を選んでおけば、毎日の抱っこが格段に楽になりますよ。
次があるなら特化型がほしいです。
腕がお逝きになります…マジで…。
短期間の使用を前提として考える
この記事でご紹介したのは、新生児~首すわり前に特化した抱っこ紐で、1歳頃までの使用が想定されています。
耐荷重も11㎏までと十分ですが、抱っこ紐メイン生活の方の場合、体重制限前に別の抱っこ紐やヒップシートなどを検討することになるでしょう。
近所ならいけますが…。
何より、腰がすわったらおんぶして家事をすることが増えるので、最低でもおんぶ機能がある抱っこ紐がほしくなります。
それでも新生児特化型の抱っこ紐が開発されているのは、幼児まで対応できる抱っこ紐では、どれだけ優秀な調節機能にも限界があるからです。
小さな小さな赤ちゃんでも、毎日何時間も抱っこしていると腱鞘炎になることもありますし、産後は頻回授乳で落ち着く暇がありません。
新生児用抱っこ紐は、期間限定の相棒でも、絶大な威力を発揮してくれるはずです。
新生児用抱っこ紐は一番大変な時期の味方!
新生児用抱っこ紐に限らず、育児グッズを購入するときは、今ほしい!今これがあると便利!と感じるものを選ぶと失敗がありません。
特に新生児~首すわりまでは睡眠リズムが整わず、授乳も頻度が高く、記憶が飛ぶくらい大変な毎日です。
新生児用抱っこ紐を活用して、過酷な日々を乗り切りましょう!
あなたにおすすめ!
- コンパクトに持ち運べる抱っこ紐なら
⇒ エルゴ エンブレース - 着脱が簡単で安全性が高い抱っこ紐なら
⇒ ベビービョルン MINI - 新生児の体をしっかりサポートしてくれる抱っこ紐なら
⇒ キューズベリー ZERO
筆者は僧帽筋が盛り上がっている肩こりマンなので、当時ベビービョルンの購入はあきらめてしまいました。
今もし購入するなら、エンブレースを選びます。
見た目が好み…なのも割と大きいですが(笑)エルゴアダプトユーザーなので、エルゴベビーに絶大な信頼を寄せています。
それぞれ着脱の方法や特徴も異なるので、あなたが使いやすそう!と思った抱っこ紐を選ぶのが一番です。
毎日の抱っこが少しでも楽になるように、抱っこ紐を賢く活用してくださいね!
\スタイリッシュな新生児用抱っこ紐/