デメリットも知りたい！
ただし、段差に弱く、幌（日よけ）が短いのがマイナスポイントです。
B型ベビーカーを検討したら、ほぼ確実に候補に入る、ピジョンのビングル。
10ヶ月頃から約1年使用している筆者が、ピジョンビングルのメリット・デメリットを余すところなくご紹介します。
使用者の口コミもまとめていますので、参考にしてくださいね。
こんな方におすすめ
- ピジョン ビングルの使用感が知りたい
- 旧型ビングルと「ビングルBA9」の違いが知りたい
- ピジョン ビングルのデメリットが知りたい
- ピジョン ビングルをお得に購入できるショップが知りたい
- ピジョン ビングルの口コミ・レビューが見たい
＼お出かけが楽しくなる／
すぐ読める目次
ピジョン ビングルの口コミ
ビングル使用者の口コミを一部抜粋しました。
良い口コミ
実際に店舗で押してみて、軽さと押しやすさに感動！幌の小窓も何気に有難い！
他社のいいとこ取り＋シングルタイヤでスタイリッシュという感じです。
背が高い旦那も押しやすくてタイヤに足が当たらないと絶賛です！
出典：ベビーザらス
アカチャンホンポやベビザラスで試乗を何度も何度もしていたので操作のしやすさや軽さは実感済み。
実際届いてすぐにお出かけしてみたところ、もうほんっっっっとに楽しい！
どこに行ってもスイスイ！！
8ヶ月の娘も終始ご機嫌！
段差が心配でしたが、何車線もある線路もすいすいと時には走って渡ることができました！
もっと早く買えばよかった！！
出かけるストレスが全くなくなりました。
出典：楽天
シングルタイヤなので小回りに強いです。
お店の中や、駅の改札、エレベーターなどの狭い場所でもスイスイ動けます！
生活環境的にこれはほんと感動レベルで快適です（笑）
出典：楽天
ビングル超いいよね😍軽いし小回り効くし畳みやすいし文句なし💪
早い段階からビングル使い始めたから今更A型操作するのほんと気が重い😂— さんジロー®︎3y+2y+22w🎀 (@sanjiro_sanjiro) April 15, 2020
お出かけが楽しくなるんですよね。
悪い口コミ
日除けの長さが思ったより短く、日中はどの時間帯も子どもにガンガン直射日光が当たります...
速攻で別にサンシェード買いました(^_^;)
出典：楽天
小回りもきいて便利です。
少しの段差で引っ掛かりやすいのと、上の小窓が止められないのでマイナス1ですが、あとは満足です。
出典：楽天
やはり一番気になるのは段差。
後ほど解説しますね。
ピジョン ビングルのおすすめポイント
小回りが利く
ビングルを使用していて驚いたのは、「とにかく小回りが利く！」ことでした。
ビングルの最大の特徴であるシングルタイヤは、安定した走りと方向転換が得意なタイヤです。
左右のタイヤがバラバラに動いてしまうダブルタイヤとは違い、シングルタイヤは同じ方向に動いてくれます。
シングルタイヤ VS ダブルタイヤ
シングル・ダブルタイヤの両方のベビーカーを取り扱うピジョンにて、両ベビーカーを操作している人の脳波を測定し、ストレス値を比較する実験を実施しています。
【結果】
- シングルタイヤのベビーカーを操作しているときの方がストレス値が10％以上低いことが判明
- 更に実験後のアンケートでは、被験者の16名の女性全員が「シングルタイヤの方が押しやすい」と回答
のぞき窓から子どもの様子が確認できる
ビングルは幌（ほろ／日よけ）にメッシュ状ののぞき窓があり、走行中も子どもの様子が確認できます。
窓部分は布地をめくるだけで出現し、不要であれば閉めておくこともできます。
子どもからもこちら側を確認できるので、息子も度々振り返っています。
顔を隠すと何が何だか…
日があたりそうなときは閉めておけるのが尚良いポイントです。
地面から約50㎝あるハイシート
ビングルは、地面から座面の高さが約50㎝あるハイシートを採用しています。
ハイシートのメリット
- 地面の温度やホコリなどの影響を受けにくい
- 子どもの乗せ降ろしが楽
座面が低いと地面に近くなり、温度の影響を受けやすくなります。
大きなお子さんにはバギーでも問題ありませんが、まだ体温調節が苦手な赤ちゃんにはハイシートが最適です。
バギーと迷いましたが、これから夏を迎えるというタイミングだったこともあり、座面の低いバギーは候補から外しました。
ひと夏使用しましたが、座面が高い分、地面からの照り返しの影響もさほど受けていないようでした。
ビングルはインナーシートを外すと全面メッシュなので、快適さには通気性の良さも影響していそうです。
インナーシートが洗濯機で丸洗いできる
ビングルのインナーシートは、取り外して洗濯機で丸洗いすることができます。
よだれやおもらし、飲み物や食べ物がこぼれてしまっても安心です。
赤ちゃん用品は、洗濯可否が重要ですよね。
軽くてコンパクト・自立する
ビングルは3.7㎏と非常に軽量なベビーカーです。
ベビーカーはたたんで持ち運ぶ場面もあるため、片手で楽々持てないとつらい場面も。
特に階段やエスカレーターを使うときは、軽くて良かった！と思うことが多いです。
また、たたむとコンパクトになり、しっかり自立するのもポイントです。
幅50㎝×奥行30㎝ほどあれば収納できるため、狭い玄関にも置いておくことができます。
車のトランクに入れても場所をとりません。
狭い玄関の半分以上のスペースを占めていますが、広げたまま置いておけるサイズなので便利です。
片手で折りたたみが可能
少しコツはいりますが、片手で開閉が可能です。
ハンドルのロックを外して手前側に倒すだけでたためる手軽さに、いつも助けられています。
開くときはハンドルのロックを外して手前側に倒し、上に引き上げます。
片手対応ではないベビーカーだったら絶望します。
大容量カゴ
ベビーカー下のカゴはなかなかの大容量で、レジカゴ用のバッグがすっぽり収まります。20L入るため、日常のお買い物程度で困ることはありません。
レインカバーや抱っこ紐をカゴに常備しておくと、急な雨やぐずりにも対応できますよ。
走行音が気にならない
ビングルは走行音がとても静かです。
半年以上使用していますが、音に敏感な筆者でも気になったことがありません。
これは、ビングルがシングルタイヤを採用しているからこその利点です。
ダブルタイヤは左右のタイヤがバラバラの動きをするため、どうしても異音が発生しやすい構造になっています。
それに対し、車輪が1つしかないシングルタイヤは、ブレが小さく静音性に優れているのです。
残念ながら、店内の試乗で音の違いに気付くことは難しいです。
音楽や店内の雑音にかき消され、かつ地面が平坦なため、外で走らせる音とは全く異なるからです。
知人にダブルタイヤのベビーカーを借りた際、お店では気にならなかったのに、アスファルトの地面だとカタカタカラカラと音が鳴ることに驚きました。
ビングルは静か…！
赤ちゃん本舗・ベビーザらスの一部の店舗で、改札セットやデコボコ道を走れる走行体験会を実施しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
参考シングルタイヤ走行体験会
タイヤが足にぶつからない
シングルタイヤはダブルタイヤに比べて車幅が広いため、タイヤが使用者の足にぶつかりにくいというメリットがあります。
特に男性がベビーカーを押すとき、ダブルタイヤは足がぶつかってストレス！という口コミがチラホラ。
足のサイズが大きい方、体格のいい方にとっても、最適なベビーカーかもしれませんね。
スマートなフォルム
ベビーカーは大きくてゴテゴテしたイメージがありますが、ビングルはスリムでコンパクト、かつスマートなフォルム。
シングルタイヤで無駄がないデザインなのも、すっきりして見える理由の1つです。
日用品に関しては面食いなので、最後は見た目で選びます。
ビングルは、発売された2017年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
ピジョン ビングルの気になる点
段差に弱い
一般的には段差に強いのが売りのシングルタイヤですが、段差に弱いのが残念な点です。
（実際にはベルトをしているので、飛び出すことはありません）
段差対応策
- 小さな段差 → 少し勢いをつける
- 大きな段差 → 足元のバーを使って前輪を浮かせる
慣れない間は度々段差につまずきましたが、慣れると越えられる段差の高さがわかるようになります。
幌（日よけ）が小さい
B型ベビーカーはA型に比べて幌が小さいのが普通ですが、やはりビングルの幌も小さいように感じます。
日差しはあまり防げないため、夏場などで気になる場合は、別途サンシェードを使用することをおすすめします。
片手で開くのはコツがいる
ビングルは片手で折りたたむのは簡単なのですが、開くのはコツをつかまないと難しいかもしれません。
両手を使えば簡単に開くことができますが、片手では慣れるまでに少し時間がかかりました。
店頭で試す際に、店員さんにコツを訊いてみるといいかもしれません。
ビングルの現行型と旧型の違い
現在販売されているビングルには、2種類あります。
ビングルの種類
- 2017年発売「ビングル」
- 2019年発売「ビングルBA9」
「ビングル」と「ビングルBA9」の違いは、本体重量とボールベアリングの搭載有無のみです。
| ビングル（旧型） | ビングルBA9（現行型） | |
| 対象年齢 | 7ヶ月～3歳 （体重15㎏以下） |
同左 |
| 本体サイズ | 展開 ：W495×D775×H1015 折り畳み：W495×D310×H920 |
同左 |
| 本体重量 | 3.6kg | 3.7kg |
| リクライニング | 118～135度（2段階） | 同左 |
| ボールベアリング | - | 〇 |
ボールベアリングとは？
ボールベアリングとは、車輪などの回転するモノの軸を支える部分のこと。
摩擦を少なくし、回転を滑らかにすることにより、より劣化を抑えることができます。
ピジョン ビングルのカラー
ビングルBA9はメインの3色に加え、2019年10月に発売された数量限定のベージュ、ベビーザらス限定のデニムの計5色展開です。
ビングルBA9カラー
- クロスピンク
- シャイングレー
- フレッシュネイビー
- トフィーベージュ（数量限定）
- リラックスデニム（ベビーザらス限定）
旧型も現行型同様、メイン3色＋数量限定1色＋ベビーザらス限定デニムの5色展開でした。
現行型よりも少しお安く購入できるので、特にこだわらない方は旧型もチェックしてみてくださいね。
ピジョン ビングルのお得な購入方法
ビングルは店舗・ネットのどちらからでも購入可能です。
全国の赤ちゃん本舗、ベビーザらス、イオンなどで試乗できるので、実際に試した上での購入をおすすめします。
定価は税込み29,700円ですが、楽天・Yahooショッピングが最安値で19,200円～、次にピジョンのオンラインショップが（セール価格の場合）安価です。
（2020年3月現在の情報）
ココに注意
5年を超えて使用すると、強度の低下などから破損に繋がる恐れがあるため、中古品を購入する場合は使用年数にご注意ください。
ピジョン ビングル対応のレインカバー
ベビーカーを使用する上で必ず持っておきたいのが、レインカバーです。
レインカバーはサイズが重要になるため、可能であれば、店舗で試着してみてくださいね。
一々試着なんて面倒な！という方には、純正のレインカバーも用意されています。
シンプルなデザインでぴったりサイズなので、ストレスなく使うことができます。
ただ、純正のレインカバーは少しお値段がお高め。
少しでも出費をおさえたい方は、純正以外のレインカバーも使用可能です。
店頭でもチェックしてみてくださいね！
レインカバー選びのポイント
レインカバーを通して見た視界が歪んでしまう場合、乗っている子どもが酔ってしまう可能性があります。
カバーを通して景色を見てみて、問題なく見えるかを確認してくださいね。
ピジョン ビングルは理想のB型ベビーカー
腰がすわってから使えるB型ベビーカーに求める、操作性や軽量さ、コンパクトさなどの要件を満たしている、ビジョンのビングル。
毎日のように使用してもうすぐ1年になりますが、特に不具合もなく快適に使えています。
操作が快適なので、抱っこ紐時代よりも気軽にお出かけできるようになりました。
最初はぐずりましたが、今はベビーカーが大好きで、ご機嫌で乗ってくれるので助かります。
ココがおすすめ
- 小回りが利く
- のぞき窓から子どもの様子が確認できる
- 地面から約50㎝あるハイシート
- インナーシートが洗濯機で丸洗いできる
- 軽くてコンパクト・自立する
- 片手で折りたたみが可能
- 大容量カゴ
- 走行音が気にならない
- タイヤが足にぶつからない
- スマートなフォルム
ベビー・キッズ用品はテンション大事です。
ベビーカーは大きな買い物なので、失敗したくないですよね。
ビングルをゲットして、スイスイ快適なお出かけを楽しみましょう！
＼B型ベビーカー決定版／